老人性難聴(ろうじんせいなんちょう)
老化に伴う聴力の低下
症状
高い音が聞き取りにくい・早口がわかりにくい・大勢の中での会話が聞き取れないなど、言葉を聞き分ける力が低下する病気です。
原因
内耳の感覚細胞が老化し、難聴が起こります。
治療
老化に伴う現象なので、進行を抑えるのは不可能です。したがって、補聴器を使用し、聴力を補うのが有効な方法となります。補聴器は人の耳と違い、聞きたい音だけを聞き取るという事が出来ません。ですから、不快に感じる場合もありますが、上手に補聴器を利用する事が大切です。
予防
老人性難聴の進行を抑えることは難しいのですが、悪化させる原因として、騒音や生活習慣などがかかわっていると考えられています。騒音の激しい場所や、大音量で音楽を聞くことは、なるべく避けましょう。