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慢性副鼻腔炎(まんせいふくびくうえん)

急性副鼻腔炎の放置や繰り返しが慢性化したもので、副鼻腔の粘膜に細菌やウィルスが感染して、炎症が起こり、副鼻腔に膿などの液体がたまる病気です。風邪のたびに膿汁が出る方は、慢性副鼻腔炎が疑われます。

症状

汚い鼻汁、鼻づまり、鼻汁がのどにまわるなどの症状が常にあります。風邪を引くと特に強くなり、頭痛なども起こり、ひどくなると嗅いがわからなくなります。

原因

ウィルスや細菌が、繰り返し鼻に感染することにより起こります。副鼻腔に感染・炎症が及び、粘膜の組織が障害をうけ、が副鼻腔の入口を閉塞して、膿汁が溜まります。 また最近では、副鼻腔炎とアレルギー性鼻炎を合併するケースが増えてきています。 これは特に子供によく見られます。このような場合、普通はアレルギー性鼻炎の症状が強いことが多く、薬物療法を行います。

治療

症状に合わせた薬の服用が大切です。最近では良い薬が開発され、治りやすくなっています。

内服と同時に、ネブライザー療法、排膿洗浄も行います。薬物で治らない時は手術療法となります。手術は内視鏡下で行い、歯肉切開をせずに治します。その為、手術の負担は少なく、入院期間が短く、治癒率も良くなりました。

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