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その他の病気

口の中の症状(口内炎・舌痛症など)

口の中は、外出している皮膚に比べて敏感な粘膜で出来ている部分が多くあります。痛みなどがありましたら当院にご相談ください。

口の中の病気

口内炎

口内炎は、頬の内側や歯ぐきなどの粘膜にできる炎症の症状です。免疫力や疲労が原因といわれる「アフタ性口内炎」、ウイルスなどが原因といわれる「ウイルス性口内炎」、刺激が原因と言われる「カタル性口内炎」などの種類があります。

原因や症状によって治療法が異なりますので、まずは当院にご相談ください。

舌痛症

舌に慢性的な痛みやしびれが生じる病気です。見た目は通常と変わらないことが多く痛む箇所が変わったりします。原因等は解明されていませんが、症状を緩和するための薬物治療を行うことが一般的です。

気管支炎の診断・治療

気管支炎は呼吸器疾患の一つで気管支の炎症のことを言い、急性と慢性に区分されます。
治療せず放置すると重篤な症状へ進行することも多いので注意が必要です。

原因

感染性(ウイルス、細菌)や有毒ガスなどの刺激物や加齢・アレルギー素因、呼吸器系素因、喫煙などが原因になる事があります。

治療

ネブライザー吸入療法などによる気道の浄化や去痰剤による痰の除去、鎮咳剤による咳の沈静化、また禁煙指導などを行います。

めまいの治療

めまい

めまい医学的には視覚、平衡感覚と固有感覚の不統合によって感じる感覚と言われています。

症状は目がかすみ目の前が暗くなる、グルグルと回って見える、物が揺れて見えたりするなど人によって症状(表現したい現象)が異なっていることがめまいの症状の特徴です。

めまいの治療

めまいには様々な原因があり、その数だけ治療法があります。

主な治療としては薬による治療です。お薬による治療で改善しない、または頻繁にめまい発作が起こるなど、日常生活に支障を来たす場合には手術療法が施されます。めまいで手術療法が用いられるのは、メニエール病や外リンパ瘻、聴神経腫瘍などといった病気です。

花粉症とは?

現在、日本人の約20%が花粉症だといわれています。

花粉症とは 、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、くしゃみ・鼻水などのアレルギー症状を起こす病気で、季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれています。

アレルギー性鼻炎は、原因物質(アレルゲン)の種類によって2つに分類されます。

通年性アレルギー性鼻炎

アレルゲンが1年中あるので、症状も1年中あります。
主な原因物質(アレルゲン): 
ダニ・ハウスダスト・ゴキブリなどの昆虫、ペットの毛・フケなど。

季節性アレルギー性鼻炎(=花粉症)

 原因となる花粉の飛ぶ季節にだけ症状があります。
日本では、 約60種類の植物 により花粉症を引き起こすと報告されています。

主な原因物質(アレルゲン): スギ、ヒノキ、カモガヤ、オオアワガエリ、ブタクサ、シラカバなど。

鼻の三大症状だけでなく、目の症状(かゆみ、なみだ、充血など)を伴う場合が多く、その他にのどのかゆみ、皮膚のかゆみ、下痢、熱っぽい感じなどの症状が現れることがあります。

さらに、シラカバ、ハンノキ、イネ科花粉症などの人がある果物や野菜を食べると、口の中がかゆくなり腫れたりする 「口腔アレルギー症候群」 という症状もあります。

最近、通年性アレルギー性鼻炎と花粉症の両方に悩む人や複数の花粉に反応する人も増えており、ほぼ1年中くしゃみ・鼻水・鼻づまりに悩まされるという人も少なくありません。

花粉症がこんなに増加した理由!?
スギ花粉量の増加

戦後に大量に植えられたスギが伐採されずに残り開花適齢期を迎え、さらに、地球温暖化の影響も受け春のスギ花粉飛散量が増えています。

排気ガス・大気汚染
食環境の変化・不規則な生活リズム

また、 排気ガスなどによる大気汚染や精神的ストレスの増加、高カロリー高蛋白の食生活により栄養摂取がアンバランスになってきていることなどが花粉症の発症を促進すると考えられています。

住宅環境の変化

住宅やオフィスの近代化に伴い、アスファルトで敷き詰められた地面に落ちた花粉が土に帰らず再び舞い上がって症状を出しているとも言われています。

花粉症のメカニズム

私たちの体は ‘花粉' という 異物(アレルゲン) が侵入すると、まずそれを受け入れるかどうかを考えます。 排除すると判断した場合、体はこれと反応する物質を作る仕組みをもっています。この物質を 「IgE抗体」 と呼びます。

抗体ができた後、再び花粉が体内に入ると鼻の粘膜にある肥満細胞の表面にある抗体と結合します。 その結果、肥満細胞から化学物質( ヒスタミン など)が分泌され、花粉をできる限り体外に放り出そうとします。
このため、 くしゃみで吹き飛ばす、鼻水で洗い流す、鼻づまりで中に入れないよう防御するなどの症状が出てくるのです。

花粉症の治療

花粉症花粉症はI型アレルギー(いちがたアレルギー)に分類される疾患の一つで、植物の花粉が鼻や目などの粘膜に接触することによって引き起こされます。

症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの一連の症状が特徴です。

治療について

治療には症状を抑えることが目的の対症治療と、花粉症そのものの治癒を目指す根治治療があります。また、症状が出る前から予防的に薬を服用することを行う初期治療もあります。

症状がひどくなると炎症を抑えるのが難しくなる傾向があるので、できるだけ早期に当院をご利用ください。

まず医師による診察を受け、検査・診断をしてもらいましょう。
感作の程度(体が反応しやすくなっている程度)から治療方法が決まります。

薬 物 治 療
  • 内服薬:ねむけ・集中力の欠如・便秘・口の渇きに注意が必要です。
  • 点鼻薬:体内へ吸収され、副作用は少ないですが、鼻に薬をつけるわずらわしさを気にする方には不適です。
    一般的な鼻閉の点鼻薬とは違います。ご注意下さい。
減感作療法
  • 抗原エキスを繰り返し注射します。 体質改善をはかる唯一の方法です。
  • 減感作療法薬のスギ花粉やダニの舌下免疫療法もあります。 皮下注射による減感作療法と比べ、注射による痛みもなく自宅で治療ができるのが特徴です。
手 術 療 法 レーザーをはじめ、いくつかの方法があります。

予防するには

  • 部屋はこまめに掃除をする
  • 空気清浄機を用いる
  • 外出時はマスク
  • 眼鏡を着用する
  • うがい
  • 洗顔を習慣にする
  • 衣類はよく叩く

などがあります。

インフルエンザ

インフルエンザウイルス。A、B、C型があります。

症状

初めに悪寒、頭痛、その後高熱(39℃~40℃)関節痛なども起ります。一般に重症化する事があります。安易に解熱剤は使わないでください。肺炎など重症合併症が多く報告されています。

  • 全身 ― だるさ・頭痛・腰痛・筋肉痛。
  • 呼吸器 ― 咽頭痛・鼻汁・鼻閉。
  • 消化器 ― 嘔吐・下痢・腹痛、難聴、めまい等が出てくることもあります。

原因

飛沫感染が原因です。 毎年12月頃~3月頃にかけて流行します。 猛暑の年には早めに流行します。
予防接種をして2週間後から薬が効いてきますので、通常10月~11月の接種をおすすめします。

治療

インフルエンザワクチンの予防接種をしましょう。かかってしまったら次のことに注意します。

  • 水分を充分に補給しましょう。
  • 睡眠を充分にとることが大切です。

インフルエンザは熱が下がっても、2日間は安静にして下さい。

予防

手洗いうがいをしっかりするようにしましょう。外出時にはマスクを、室内では加湿器を利用しましょう。 日頃から体調管理を充分に行ってください。
また、単なる風邪だと軽く考えずに、早めに医療機関を受診して治療を受けましょう。

 

 

 

 

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