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メニエール病(めにえーるびょう)

激しいめまいを起こすことで知られるメニエール病は、発作を繰り返し進行すると耳鳴りや難聴もひどくなります。早期に治療を始めるとともに、ストレスを避けるなどの生活改善が大切です。

症状

メニエール病は、内耳になんらかの異常が発生して突然激しいめまいを起こす病気です。めまいでメニエール病を疑うことが多いようですが、めまいを伴う病気はメニエール病以外にも色々ありますし、メニエール病の起こる頻度もそれほど高いものではありません。ただ、メニエール病はストレスと関係が深いことから、メニエール病の発生件数そのものは増加しています。初期のうちに耳鼻咽喉科の専門医を受診して、適切な治療と指導を受けることが大切です。

回転性のめまい 自分もしくは周りの景色がぐるぐる回るような激しい回転性のめまいが起こります。めまいに伴って、吐き気を催したり嘔吐することがよくあります。
耳の閉塞感 めまい発作が起こる前や発作時などに、片側の耳が詰った感じや圧迫されるような感じを受けることがあります。
耳鳴り、難聴 めまいに伴って起こります。「ザー」というような比較的低い音が聞こえることが多いようです。

こうした症状を何度も繰り返すことによって、聴力が徐々に低下していくのがメニエール病の特徴のひとつです。

なりやすい人・・・ 働き盛りの年代、几帳面、神経質、完ぺき主義、ストレスが多い

原因

現在の所、原因の本体は内耳の水ぶくれ状態(蝸牛リンパ水腫)ということがわかっています。ただ、なぜその症状が発生するかは不明です。

治療

発作を起こしたとき まず安静にして、めまいや嘔吐を抑える薬を用います。嘔吐がひどいときは、薬は注射や点滴を用い水分などの補給も行います。急性期の治療には入院が必要となることもあります。
普段の治療 めまい発作を抑えたり、内リンパ水腫を改善したりする目的で薬を飲みます。 併せてカウンセリングなどの心理療法や生活指導などが行われます。
発作の前触れがあったら 耳が詰まったような感じ、耳鳴り、軽い難聴など、発作の前触れとなる症状に気づいたら、医師に処方された薬を服用し、治るまで楽な姿勢で寝ているようにします。

休養を取る、規則正しい睡眠、リラックスを図る、趣味を楽しむ・心のゆとりを持つ

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